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2013年3月

2013年3月 4日 (月)

2013年02月23日 2月講座

手に汗を握りながら、凍りついたアスファルトを越え
誰一人欠けることなく板取の家までたどり着き
2月の講座がはじまりました☆
今回は木材の刻みのつづきを行いました。
刻んだのは、梁 桁 胴差です。
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まず梁のホゾ穴加工。皆で黙々と刻みました。(笑)
でも、きっとこのうち何人かはちょっとカメラを意識してます。
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次に梁と胴差の交差部です。
ここは「渡りアゴ」という仕口で刻みます。
下の胴差に上に載る梁(丸太)の形状を写し取ります。
そこで「ひかりつけ」をおこないます。
詳しくは下記 Aさんメモを参照ください。
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先日、国の重要文化財に指定されている建物の中で
ひかりつけの痕跡を見つけて、ちょっと興奮してしまいました。
建物は明治27年(1894年)に建てられているのですが
墨付けが鉛筆なので、昭和の大工さんによる改修時のひかりつけでしょうか。
鉛筆は明治初期から日本でも製造・販売されるようになったとか。
当時の大工さんは鉛筆、墨つぼのどちらを使っていたのでしょう?
(愛媛県喜多郡内子町 「木蝋資料館上芳我邸」の屋根裏)
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私たちの今の作業も、100年後の人たちに気づいてもらえて
平成の人たちもなかなかやるね〜
なんて言ってもらえると嬉しいですね♩
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桁は追っ掛け継ぎでの継手が出来ました。
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↓こちらが約100年前の大工さんの仕事。(木蝋資料館上芳我邸)
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↓そしてこちらが平成のNさんの仕事。(千年庵)
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うん、負けてない!
ここまでで土台、胴差、梁、桁までメドがたちました。
次は母屋や柱 そして大物の棟木が待っています。
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そしてこの日は「おくどさん」をゆずっていただきました。
タイル張りで二口のものです。
早速火入れ式がとりおこなわれ、
おいしいホットケーキをいただきました。
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建前にむかって、これから急ピッチで仕事が進みます。(たぶん)
皆さん、ぼちぼち行きましょう。

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